2026年1月、独立リーグ・高知ファイティングドッグスから一人の投手の任意引退が発表されました。しかし、そのコメントは引退の挨拶ではありませんでした——「まだまだ投げたい」。結論から言えば、平間凜太郎さんのキャリアは「引退の形も、挑戦の場所も、自分で決めていい」ことを教えてくれる現在進行形の物語です。社会人野球で燻り、独立リーグで覚醒し、メキシコ・ベネズエラを経て、いま台湾で投げ続ける。この記事では公開されている報道をもとに、その軌跡を追います(内容は2026年7月執筆時点の公開情報に基づきます)。
- 平間凜太郎さん=専修大→社会人野球を経て独立リーグ・高知FDで覚醒した右腕
- 2年連続最多セーブ→最多勝・最優秀防御率の二冠+MVPと、独立リーグのタイトルを総なめ
- 回転数3400の「ナイアガラカーブ」を武器に、メキシコ・ベネズエラ・台湾へ挑戦を拡大
- 2026年1月に高知を任意引退——しかし「まだまだ投げたい」と台湾で現役続行中
社会人野球で燻った男が、独立リーグで覚醒するまで
結論:環境が変われば、人は化けます。1994年生まれ、東京都大田区出身。山梨学院大附高、専修大を経て2016年に社会人野球の新日鐵住金東海REX(現・日本製鉄東海REX)に入団した平間さんですが、登板機会には恵まれませんでした。
転機は2020年、独立リーグ・四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスへの移籍。ここで一気に開花します。2020年・2021年と2年連続で最多セーブのタイトルを獲得。抑えとしてリーグを代表する投手になりました。
武器は回転数3400の「ナイアガラカーブ」
結論:「これだけは誰にも負けない」を持つ選手は、国境を越えられます。平間さんの代名詞は、滝のように大きく落ちる通称「ナイアガラカーブ」。計測機器ラプソードによる回転数は3400と、NPB投手のカーブ平均(約2500)を大きく上回る数値が報じられています。
そして2022年、このカーブが世界への扉を開きます。Instagramに投稿した投球動画がメキシコのスカウトの目に留まり、メキシコシティ・レッドデビルズと契約。SNSでの発信が海外契約につながった、現代ならではのキャリアの広げ方です。自分の武器を「見える形」で発信する——これはビジネスの世界の自己PRにもそのまま通じます。
メキシコ、二冠+MVP、ベネズエラ、そして台湾へ
結論:平間さんのキャリアは「一直線」ではなく、行き来しながら広がっていく現代型です。2022年にメキシコ(メキシコシティ・レッドデビルズ→オアハカ・ウォーリアーズ)でプレーした後、高知に復帰。同年は先発としても圧倒的な成績を残し、最多勝・最優秀防御率の二冠に加え、年間MVPとベストナインを獲得しました。
その後も、くふうハヤテベンチャーズ静岡(2024年)、ベネズエラのウインターリーグ・ティグレス・デ・アラグア(2024-25年)、高知復帰(2025年)と挑戦を続け、2026年1月31日、高知からの任意引退が発表されます。しかし添えられた本人のコメントは「引き続き自分の限界まで挑戦し続けたい。まだまだ投げたい」。そして2026年3月、台湾の社会人野球チーム・全越運動棒球隊への入団を自身のInstagramで報告しました。
平間さんの生き方から学べる3つのこと
①「引退」を他人に決めさせない。書類上の「任意引退」と、本人の中の「現役」は別物。キャリアの区切りをどう意味づけるかは自分で決めていい、と平間さんの歩みは教えてくれます。
②武器を数字と映像で見せる。回転数3400という客観的な数字、Instagramの動画。感覚ではなく「見える証拠」で自分を売り込む姿勢は、就職・転職活動の自己PRの理想形そのものです。
③フィールドは一つじゃない。NPBだけを見ていたら、メキシコもベネズエラも台湾も視界に入りません。選択肢を広く持つ人ほど、キャリアは長く太くなります。
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よくある質問(FAQ)
Q. 平間凜太郎さんは今どこでプレーしていますか?
A. 2026年1月に高知ファイティングドッグスから任意引退が発表されましたが、2026年3月に台湾の社会人野球チーム・全越運動棒球隊への入団を自身のInstagramで報告し、現役を続けています(2026年7月執筆時点の公開情報より)。
Q. 平間凜太郎さんの「ナイアガラカーブ」とは何ですか?
A. 滝のように大きく落ちる平間さんの代名詞的なカーブです。計測機器ラプソードによる回転数は3400と、NPB投手のカーブ平均(約2500)を大きく上回ると報じられています。
Q. 平間凜太郎さんは独立リーグでどんなタイトルを獲りましたか?
A. 高知ファイティングドッグスで2020年・2021年に2年連続最多セーブ、2022年には最多勝・最優秀防御率の二冠に加え年間MVPとベストナインを獲得しています。
本記事は公開されている報道・記録をもとに、選手の皆さまへの敬意を持って作成しています。内容の誤りや掲載に関するご要望はお問い合わせよりご連絡ください。速やかに対応いたします。


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