2026年夏の甲子園(第108回全国高等学校野球選手権大会)で、健大高崎高校(高崎健康福祉大学高崎高校・群馬)が夏では初めての決勝進出を決めました。決勝は8月22日(土)10時開始予定、相手は和歌山代表・智辯和歌山高校です。5試合で失点わずか2という圧倒的な守りで勝ち上がってきた健大高崎の全5試合を、公開されている大会報道をもとに振り返ります。
- 健大高崎は1回戦から5連勝で、夏の甲子園では初めての決勝に進出
- 5試合の失点はわずか2。2回戦・準々決勝・準決勝はいずれも1-0の勝利
- 4番×投手の二刀流・佐藤麻恩選手と、完投も抑えもこなす2年生エース・石垣聡志選手が軸
- 準決勝の4投手リレー完封は甲子園史上初。1大会3度の1-0勝利も史上初と報道
1回戦:八幡商に7-1|2年生エースの快投で快勝スタート
8月7日の初戦は滋賀代表・八幡商に7-1。序盤から着実に加点して主導権を握ると、マウンドでは2年生エース・石垣聡志選手が9回4安打11奪三振・自責点0の完投(報道ベース)。「守りのチーム」の土台と、打つべきときに打てる攻撃力の両方を初戦で示しました。詳報は「【第3日】8月7日の全試合結果まとめ」へ。
2回戦:東海大甲府に1-0|台風順延をはねのけた二刀流
台風15号の影響で1日順延となった8月13日の2回戦は、東海大甲府との緊迫の投手戦。先発した佐藤麻恩選手が6回無失点の好投を見せ、5回には自らのバットで決勝の適時打。終盤は左腕・北田莉玖選手が無安打リリーフでつなぎ、最後は石垣聡志選手が締める3投手リレーで完封しました。順延という難しい調整を強いられながらの1-0は、このチームの総合力を象徴する勝ち方でした。詳報は「【第9日】8月13日の全試合結果まとめ」へ。
3回戦:佐野日大に4-1|先制されても慌てない
8月16日の3回戦は先制を許す展開でしたが、2回に一挙3点で逆転。その後は4投手の継投で逃げ切り、12年ぶりの8強入りを決めました。ビハインドの時間を最小限にとどめ、リードしたら投手陣で締める——健大高崎の勝ちパターンが確立された試合です。詳報は「【第12日】8月16日の全試合結果まとめ」へ。
準々決勝:有明に1-0(延長10回TB)|110球完封とビデオ検証の末の死闘
8月18日の準々決勝は、初出場で8強まで勝ち上がってきた有明との0-0の死闘。石垣聡志選手が延長10回・110球を一人で投げ抜く完封の力投を見せると、10回裏1死二・三塁から石田雄星選手の二塁内野安打で三塁走者が生還。本塁のクロスプレーはビデオ検証の末にセーフと判定され、これがサヨナラの決勝点になりました。1点を取り切る執念と投手力——健大高崎の野球が凝縮された一戦で、学校として夏初のベスト4に進みました。詳報は「【第13日】8月18日の全試合結果まとめ」へ。
準決勝:天理に1-0|甲子園史上初の「4投手リレー完封」
8月20日の準決勝は、3試合連続で二桁安打を放っていた天理打線との対戦。1回裏に佐藤麻恩選手の適時打で先制すると、その佐藤選手がマウンドでも8回1死まで2安打無失点(96球)の力投。そこから北田莉玖選手、石田翔大選手とつなぎ、9回二死満塁の一打サヨナラのピンチは石垣聡志選手が空振り三振で締め切りました。この4投手リレーでの完封は甲子園史上初、1つの大会で3度の1-0勝利も春夏通じて史上初と報じられています。夏初の決勝進出を、チームの代名詞となった勝ち方で決めました。詳報は「【第14日】8月20日の全試合結果まとめ」をご覧ください。
健大高崎の強さの正体
- 5試合で失点2・46イニング自責点1の投手力:佐藤麻恩選手と石垣聡志選手の2枚看板を軸に、リードした終盤は継投で締める形が徹底されている
- 1点を取り切る攻撃:派手な打ち合いではなく、スクイズ・走塁・勝負強い一打で最少得点を確実にものにする
- 接戦を勝ち切るメンタル:1-0を3試合、延長タイブレークも経験。1点差の緊張感に最も慣れているチームのひとつ
チームを率いる青栁博文監督は、機動力を前面に出す「機動破壊」の野球で健大高崎を全国区に押し上げ、2024年春のセンバツで頂点に立ちました。今大会は一転して投手力と堅守が前面。カラーの違う勝ち方で、春に続く夏のタイトルに挑みます。
決勝の相手・智辯和歌山とは
決勝の相手・智辯和歌山は、準々決勝18安打・準決勝14安打と大会屈指の打線で勝ち上がってきた伝統校。健大高崎の「守り」に真っ向からぶつかる相手です。詳しくは「【決勝展望】智辯和歌山 vs 健大高崎」と「智辯和歌山、5年ぶり決勝までの軌跡」、両校のキーパーソンは「決勝の注目選手まとめ」をどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. 健大高崎は今大会どんな成績で決勝まで進みましたか?
A. 1回戦で八幡商に7-1、2回戦で東海大甲府に1-0、3回戦で佐野日大に4-1、準々決勝で有明に1-0(延長10回タイブレーク)、準決勝で天理に1-0で勝利し、5連勝で決勝に進みました。
Q. 健大高崎が夏の決勝に進むのは初めてですか?
A. はい、夏の甲子園では初めての決勝進出です。これまでの夏の最高成績は2014年のベスト8でした。春はセンバツで2024年に優勝しています。
Q. 健大高崎の佐藤麻恩選手はどんな選手ですか?
A. 4番打者と投手を兼ねる投打二刀流の選手です。準決勝の天理戦では1回に先制適時打を放ち、投げては8回1死まで2安打無失点に抑える力投を見せました。2回戦の東海大甲府戦でも決勝打を放っています。
Q. 今大会の健大高崎はどんな記録を作りましたか?
A. 準決勝の4投手リレーでの完封は甲子園史上初、1つの大会で3度の1-0勝利は春夏通じて史上初と報じられています。5試合での失点は2、46イニングで自責点1という報道もあります。
- 健大高崎 チーム戦績|佐賀新聞 甲子園特集
- 高校野球 健大高崎が初の決勝進出 天理に競り勝つ【詳報】|NHKニュース
- 健大高崎が夏初の決勝進出 史上初の4投手リレー完封|スポーツ報知(Yahoo!ニュース)
- 健大高崎 1-0で天理下し初の決勝へ|デイリースポーツ
- 健大高崎・石垣聡志が延長10回110球完封|中日スポーツ
- 健大高崎高校野球部 2026年メンバー|球歴.com
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